──石垣島生活25日目。
おやおや、もう終わりムードただよってきましたな。
そんな状況ですが若干体調悪いです。
確実に夏バテっすね。
ハブ酒でも飲んでスタミナチャージするよりほかないな。
さてさて。
朝起きてすぐシャワー替わりに海へ行き、小一時間ばかり遊んだ後にパスタを食べて、オヤツは『白保食堂』へいってみました。
豪快なかき氷がなんと300円のお値打ちプライス!
思い切り食堂ライクな店構えながら、チョコパフェあるのもうれしいです。
宿に帰ったところで完全にスタミナ切れとなり、そのまま寝てしまいました。
あと、道端で売ってたパイナップルが今世紀最高のウマさでした。
そんな感じです。
月: 2008年7月
石垣島24日目。
──石垣島だららん紀行24日目。
早朝、日の出を見るために宿の周辺を散策。
太陽が昇る直前、少しだけ夜が立ち止まってくれた。
人も夜も優しい島だよ石垣は。
ビーチサンダルで草むらを歩くと、帰路につく直前のキジムナーたちが小さな柄杓で僕の足に水をかけてくれる。
夜露でデコられたすべての緑が朝日を受けて輝きまくるのを見て、あぁすっかり忘れてたけどこれが朝なんだなと。
ついでに、中坊のころ友だちと企てた無謀な自転車旅行のことなどを唐突に思い出してしまった。
なんとなく今日がその日だろうという予感がしたから、部屋に戻って『ノルウェイの森』を読みはじめたらにいつの間にか夜が帰ってきていた。
おかえりなさい。
おなかすいたので、名古屋からきた小学五年生のコウちゃんが《いまにもブルースリーがバトル始めそうな雰囲気の店!》と絶賛していた焼き肉屋へいってみる。
その名も『朝鮮焼肉 東京亭』
店構えからしていちげんさんを寄せ付けない玄人好みの佇まいメガ盛り。
うっわこれ大丈夫かな……と不安になりながら店の扉を開けると、喫茶店を無理やり改造して焼き肉屋やってる感アリアリだった。
ボロボロになったビニールのソファはあちこちテープで補修されてるし、真っ赤なセロファンで彩られた窓ガラスが遠い異国の飾り窓と重なって妖艶な空気醸し出しちゃってるし。
ここは『メンガテー』と双璧をなす美崎町の魔空間といっても差し支えないだろう。
……だがしかし、焼肉は確実にウマい!
そして肉の盛りが最高!
一人前が明らかに二人前の分量だもの。
僕はもう石垣で焼肉食べるときはここでいい。
むしろここがいい。
石垣島23日目。
空前のモナチャンスに「だが断る!」なんていう男のほうが信用ならねえよ。
──石垣島ライフ23日目。
昼間は宿でずっと仕事。
こういうときは窓から見える空の青さが地獄のようだ。
夜になって仕事が一段落してから行動開始。
本日のごはんは京都祇園に本店を構える鍬焼きの『竹茂』です。
http://www.chikumo.net/
……那覇のお店のサイトですが参考までに。
去年は美ら海水族館と『竹茂』の料理を楽しむためだけに那覇で一泊したんですけど、のれん分けで石垣店オープンしたいま、本島への求心力がまた一段と薄れてきた。
人気店なので要予約、食べ過ぎ注意です。
のんびり食事を楽しんでから、以前おうかがいした最強美人姉妹がいるマクロビオティックCAFE&焼酎BAR『poco a poco』へと移動。
今回は嫁を連れて行き、美人姉妹の美人加減を腐女子の観点からチェックしてもらったところ、「これはズルい!反則!」という結論が出た。
美人の度合がオーバーキル過ぎて、そりゃ島のおとーさんたちみんな夢中になりますわと。
おしゃれバーなのにやたらお客さんの年齢層高く、全体的にスナックの雰囲気なのもうなずけるって話ですわよと。
ちなみに美人姉妹の妹さんはね、「お金ないけど乗せてくれますか?」くらいの感じでタクシーに声かけると、三台に一台は必ず乗せてくれてたんですって若いころ。
若いころもなにも妹さんまだ25歳だけどな。
惑わされたいメンズはぜひどうぞ。
写真は『チャンプロード』の読者投稿コーナーから。
ペンネーム『被告人』に薄氷を踏み抜く力強さを感じる。