いとをかし。

《もののあはれ》って絶対に《萌え》のことだよねっ。
そう考えると、エロゲのシナリオに文学性見いだしてるヤツのいうこともあながち間違いではないような気がしてくる。
なんせ《もののあはれ》の頂点は『源氏物語』だしさ。
どっからどう見てもエロゲのシナリオだもんね、アレ。
紫式部も生まれてくる時代違ったらキロバイトいくらで原稿買い取りされてたり、同人誌作ってコミケで売りさばいたりしてたんだろうなぁと思うとなんかいとをかし。
ライバルの同人作家に性☆少納言とかいたりしてね。
──そんなことを考えながら深夜にひとり、永谷園・松茸のお吸い物を活用して松茸風味の茶碗蒸しを作ったところ、やたら味濃くてガッカリ。
お吸い物の素を使う場合は塩入れなくてもいいね。
またひとつオトナになりました。
もう寝るどす。

もののあはれ。

とうとう出やがった、別冊マーガレット12月号!
先月号休載だった『君に届け』がどどんと復活です!
全国の胸キュン乙女たちと同様に小走りで書店へ。
もうね、表紙からしてアツい!
風早さんへの期待度がうかがえるね。
で、貪るように読みこんだんだけどさ、案の定というか想定通りの展開でなんだよ来月号待ちきれねえじゃねえかと。
早く、続きが、読みたい、です。
──読む前よりも読んだあとのほうがモヤモヤ度数4割増で、これはまさに藤原敦忠の《逢ひ見ての のちの心に くらぶれば 昔はものを 思はざりけり》状態。
しかしどうなの、藤原敦忠。
セックス終わったあとにいけしゃあしゃあとこんなこという男はなんとなく信用ならない気がするんだけど、アリなんですかね脱童貞した平安貴族的には。
まぁいいや。
そんなことよりみんなで蹴鞠やろうぜ!