昨年末、西武百貨店のサイトに《“恋愛ドラマの神様”北川悦吏子さん書き下ろしのシンデレラストリー》というものが掲載されていて、ほほうそれはそれはと全部読んだらまぁこれが空前絶後のひっどいありさま!
普段、映画を観たり小説を読んだりして「面白くない」と感じた場合は、作品の出来よりも自分の感覚を疑うことからスタートするんですけど、そんな習慣すら忘れさせる問答無用の超作品、トキワの森でピカチュウ虐殺レベルの大惨事でした。
北川さんは自分が古くなってしまったことに気がつかないまま2009年を迎えるのね、誰か身近な人が指摘してやれよ、なんてことをずーっと考えていたんだけど、しかしアレは西武百貨店の無茶ぶりになんとか応えようとした結果の惨劇である可能性もゼロではなく。
だからあまり頭ごなしにひどいひどいと連呼するのもいかがなものかと思いつつも、ちょっとした言い回しとか出してくる単語のセンスなんかであぁやっぱ戦犯は北川さんだろうなぁと判断しております。
「しております」は違うな。
「しました」だ。
いま判断しました。
半月以上僕を悩ませていた問題がいまようやく決着!
デデーン。
北川悦吏子さん、アウトー!
日: 2009年1月7日
5年後。
原作・大場つぐみさん/画・小畑健さんというデスノートなおふたりの最新作『バクマン。』。
読んでてすんげえブルーな気持ちになった。
《5年後には飢えて死にますって》
この言葉が胸に突き刺さる。
派遣村ニュースの6倍堪える。
こわい。
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