新潟出身の友人が帰省するのに便乗して、僕もちょっと新潟にいってきました。
もちろんアレですよ、宣言したとおり自転車ですわよ。
18日の朝4時50分に家を出発し、まずは笹目橋まで走って、そこから荒川サイクリングロードへ。
だーれもいない。
猫はたくさんいる。
ちなみに今回の全装備。
飛行船発見。
ドナドナ。
熊谷駅前の松屋で390円のスペシャルな朝食をいただき、一休みしてから利根川自転車道に突入。
途中寄り道したり迷子になったりしながら、群馬県の渋川についたのが16時30分くらい。
ところがここで自転車にトラブル発生。
フロントのタイヤにでっかい傷がいくつもついているじゃないか。
しかも傷にはガラス片らしきものがたくさんめり込んでいる。
まさかと思って後輪を見てみると、案の定同じような状態。
なんか踏んじゃったのかなあ……
これ、地味にマズくね?
パンク修理のキットはあるけど、交換用のタイヤなんてもってないよっ!
一応、工具を使ってタイヤの裂け目に埋まっているガラス片は取り除いたけど、まったく安心できない。
もし峠でタイヤ終了しちゃったらどうしよう……。
確実にゴールするため、これはもうタイヤ交換必須でしょ。
で、ケータイ使ってGoogle先生に「渋川の自転車屋さん教えてください」と質問したら、「2キロくらい先にあるよ」というお返事。
速攻その自転車さんに電話。
「すいません、ロードのタイヤって置いてますか?」
「はい、ありますよー」
た、助かった!
自転車屋さんいってタイヤ交換してもらい、再び走り始めたのが17時30分過ぎ。
急いで沼田市を目指すものの、日没到来してあたりは真っ暗。
オマケにタイヤのトラブルでテンパってしまい、炭水化物チャージを忘れていたためなのか、走行中に突然強烈な睡魔が襲ってきた。
通称「ハンガーノック」ってヤツっすか、これ。
いったん停車し、万が一用にと『おかしのまちおか』で購入しておいた『パーフェクトプラス』を食べて回復を待つも、一気に気温下がってくるし暗いし怖いし気分悪いしで、どうにもならないからとりあえずコンビニあるところまで走ることに。
気温14度。
坂を下ってるときの体感温度はさらに低い。
ようやくコンビニ発見。
ウィダーインゼリーと甘い缶コーヒー、カリカリ梅とあんパンを買い、一気に食い上げる。
このタイミングで予約してる初日の宿から電話かかってきて「寒いし暗いし、もしアレでしたら迎えにいきますけど……」という優しい心づかいが。
だが断る!
ラストまで自走しなかったら絶対後悔するでしょ、そんなの。
ということで暗い山道をキコキコ漕ぎ上げ、猿ヶ京温泉にある初日の宿に到着したのが20時6分。
そのまま温泉に飛び込み、冷え切った身体を温めてからビールをグイッと。
最高だ。
しかしここでまた問題発生。
素泊まりなので食事は出ず、しかも到着が遅くなってしまったせいで、周囲の食堂系はもうすべて閉まっている状態なんです。
要するにご飯食べられない、と。
最寄りのコンビニは宿の1.3キロ手前にあったローソン。
さっき上ってきた坂をこれから1.3キロ下り、弁当買ってまた宿まで1.3キロ上るのはどう考えても現実的ではない。
仕方ない。
とりあえず寝るか。
──こんな感じで初日終了。
走行距離197.42キロです。