多摩川サイクリングロードから狛江駅の前へと抜け、世田谷通りに入ってすぐのところ。
毎度毎度、この看板が僕に誘いをかけてくる。
ここを通過する時というのは、少なくとも50キロメートルくらいは自転車を漕いだあと。
程よくお腹が減り、ジャイアンのシチューでさえうまそうに感じられるような脳内補正かかってんだけど、それでもやはり、周囲のどの店の看板よりも魅力的に思える。
しかし、ここを通過するときというのは、少なくとも50キロメートルくらいは自転車を漕いだあと。
程よく汗まみれだし、薄汚い格好してるし、そのままの姿で飲食店に突入するのはちょっと申し訳ないというか気が引けるというか。
なのでさんざん後ろ髪を引かれつつもいままでスルーしてきたのです。
で、本日。
やっぱどうしてもこの店が気になる!っつーことで、電車で狛江までいってそこからトボトボ歩き、えいやっと店ののれんをくぐってみました。
『江川亭』という名前だそうです。
券売機でぱりぱり餃子とチャーシュー盛り、そして生ビールの食券を購入し、促されるままにテーブル席へ。
ビール……というかジョッキだけど、唇がひっついてしまいそうになるほど冷やされまくってて好感度高し。
チャーシュー盛り、かなりのボリューム。
ちなみに600円。
そしていよいよ件のぱりぱり餃子(400円)、登場!
張り切って口に放り込む。
……うん、普通!
もちろんおいしいんだけど「何が何でも!」って感じじゃないなあ。
つーかこれは僕が勝手に期待しすぎたのが悪い。
シメに高菜ラーメン食べて帰りました。
思っていたほどいい感じじゃなかったことよりも、日々の楽しみをひとつ失ってしまったことがちょっとだけ切ない。
知らないままのほうがいいこと、たくさんあるよねえ。
──駅構内で見かけたんだけど、これ、すげえいきたい。
やっぱりよみうりランドはできる子。
BGMは杏里でよろしくお願いします。
『レーザーアスレチック 〜ファラオの罠〜』
月: 2009年10月
田中。
爆笑問題の田中さんが離婚したのは、奥さんがランニングにハマり過ぎたせいだとかなんとか。
真偽の程は定かでないものの、妙に納得できてしまう。
わかる。
わかるよ奥さん!
ピリオドの向う側、ランナーズハイは確かにむちゃくちゃ気持ちいいもんね。
中毒になっちゃうよねえ。
すごいよねえ、エンドルフィン。
しかも体内で自己精製だもんなあ。
ケーサツ気にしなくていいもんねえ。
これだけお手軽に楽しめるドラッグがあるにもかかわらず、わざわざ覚せい剤に手を出して逮捕されるノリピーは悲しいくらいに素人全開。
気持ちよくなりたくてSつったら普通シマノだろ!
スピード出るし。
初恋。
2009年10月現在、この僕をもっともときめかせてくれるコンテンツは『君に届け』でも『ラブプラス』でもなく、中村春菊さんの『世界一初恋 〜小野寺律の場合〜』というマンガです。
少女マンガ誌の編集部を舞台にして繰り広げられる、主人公・小野寺律と俺様系編集長・高野政宗さんのドッキドキな恋愛模様に僕のやおい穴も拡張されそうですっ、といった感じのBLモノですが、しかしこれが萌えること萌えること。
男女の恋愛では仰々しくなりすぎてしまいそうなセリフ回しも男同士だと妙にハマるもんだから、読みながらついつい「きゃーっ!」って黄色い悲鳴あげまくり。
《お前 自分が思ってるより俺のこと好きみたいだぜ?》
ぼ、僕もツンな攻めにこんなこと言われてえよ!
いやごめんうそ。
やっぱ言われたら困るわ。
痔気味だし。
世界一初恋 ~小野寺律の場合~ (Amazon)