失言。

 夕方、カレーうどんを仕込んでいたら検察から電話かかってきました。事故相手の処罰についての話だったんですけど、その際「この程度のケガなら普通は不起訴」と言われてかなりカチンときたよ。
 いやカチンというかドカンと怒り爆発。イヤフィヤトラヨークトル氷河の火山状態。ヨーロッパ中の空港閉鎖するぞこの野郎! むがぁぁっっっ!
 怒りの琴線に触れたのは起訴うんぬんじゃなくて「この程度のケガ」の部分ね!
 こ の 程 度 の ケ ガ !
 検察の中の人、ふざけんな! まだまだ現役で痛えよ。夜中に寝返り打つたび痛みで目が覚めるんだよっ!
 ってゆーかその前に、あ……ありのまま、事故後に起こった事を話すけど『整形外科医に「最低三週間は痛みが続くよ」って説明されたと思ったら、診断書には全治二週間と書かれていた』わけですよ!
 な……何を言ってるのかわからねーと思うがおれも何をされたのかわからなかった。催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……ですよ。
 なんなんだよ、最低三週間は痛みが続く全治二週間のケガって。タイムリープしすぎだろ。山田悠介さんの文章みてえじゃねえかよ。
 というようなことをジジイのファックくらいダラダラ時間をかけて検察の中の人に話したところ
「では現在通っている病院で新しく診断書取り直してくれますか。そうすれば加害者の処罰重くなる可能性ありますので」
 いやそうじゃなくて今回僕が怒ってるのは起訴不起訴の話じゃなく「この程度のケガ」の部分なんですけどね。
 まあでも事故相手は僕に対してまったく謝らなかったし示談関係は一ミリも前進してないし、まだまだ通院中でケガの治りは先の見えない状態だし、なにより注文した自転車くるの下手したら8月だもんな。
 なのでとりあえず新しい診断書は取りますけども、なんか釈然としない。
 やれやれだぜ。

豪腕。

 学生時代トライアスロンやっていたランス・アームストロングは、レースの6日前に自転車で事故に遭い、頭と足を何針も縫う大ケガをしたことがあるそうです。
 自動車との衝突だったため、もちろんですが乗っていた自転車は大破です。
 ところが彼は「3週間はおとなしくしてなさい」という医師の診断を無視。
 自分で勝手に抜糸をしたあと友だちに自転車を借りてレースに出場しました。
 結果はといいますと、スイムとバイクは1位でクリアしたものの最後のランで2人に抜かれて総合3位でのゴール。
 すごすぎるぜ。
 ……と思うけど、たぶん彼自身は不本意だったんじゃないかなあ、この結果。
 なんとなくそんな気がします。
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