8月23日。
ものすごく場当たり的な感じで糸魚川まで走ってみました。特に目的があるわけではなく、強いて言うなら長時間自転車に乗ることが目的の旅、って感じ。なんで糸魚川かっつーと、過去に走ったことあるコースだから道に迷う心配ないから、っすね。ただそれだけ。
深夜0時ジャストに家を出て、日の出前までにいっぱい距離稼いどこうと可能な限り飛ばしまくり、日が昇ってからは熱中症に気を付けて小まめに休憩をはさむのんびりペースで。
途中、あまりの暑さに耐えきれなくなり、日が傾くまで安曇野の道の駅で2時間ほどロング休憩。気温35℃超えてたからね。休憩中、話しかけてきた皆さんが口々に「死んじゃわないように気を付けて!」って応援(!?)してくれました。ありがたいことです。
そんなこんながありまして、日本海に到着したのが19時ちょい前。
自宅を出てから諸々コミコミ19時間弱で日本海まできたってことになるわけですが、もう少し走りやすい時期ならたぶん16時間かからないのではないか、という感触です。ただまぁ世の中には高尾山口から糸魚川まで10時間切る猛者もいるみたいですので、僕もなんとか14時間台で走れるようになりたいっすね。
糸魚川で当日宿泊可能なビジホを探し、朝食バイキング付き1泊6600円にてチェックイン。自転車は輪行袋使って室内保管。大浴場で汗を流した後、カッコ悪いストライプの館内着に袖を通してホテル内のレストランでひとりお疲れさま会。ビールがうまい!
走行中はコンビニのおにぎりと薄皮あんパン、そしてナトリウム補給用のカリカリ梅しか食べてないので猛烈に肉類をほお張りたくなり、メニューをめくってみるけど「肉といえば揚げ物!」って感じのラインナップで、いまひとつ食指が動かない。さすがにトンカツはもたれちゃいそうだし。
仕方ないから近くのファミレスいくか、と早々に切り上げたものの、しかしよく考えると今回は着替え的なものを一切持ってきていない。汗臭いジャージとレーパンで食事するのもなんだかなあなので、フロントのおねえさんに「館内着で外出してもいいか?」そう尋ねたら「恥ずかしさに耐えられるのなら問題無し!」との返答。ちょっと笑ってました。つまりそれくらいカッコ悪いデザインだってことです。
もちろん羞恥よりも空腹が勝ってますのでカッコ悪い館内着にビンディングシューズといういでたちでファミレスへ出かけてステーキを平らげ、恥かきついでにスーパーでバナナ購入してホテルに帰還。
ジャージ洗濯して装備整理して『人体の不思議展』のテレビCMにピクリと反応して、特にマッサージ呼んだりデリったりすることもなく就寝です。
サラッとしたシーツ、気持ちいいわあ。