齟齬。

 事故相手の保険屋が主張する「社内のセキュリティー保全や情報漏洩防止の観点からFAXは使えません!」が事実か否か確かめるため、保険会社のサイトに設置されている問い合わせフォームから「御社では事故被害者との連絡にFAX使うの禁止って通達だしてるんすか?」的な質問を投げかけてみた。
 すると2日後に電話で回答が。
 内容を要約すると「原則的に禁止というわけではないが、あまり積極的に利用しないよう心がけている」とのこと。要約しない場合はこの2000倍くらい長い文章になる。恐ろしく歯切れが悪かった。使えるのか使えないのかを聞いてるのだから、余計なことを言わずバシッと短く答えてくれればいいのに。
 まあいまさら「使えます」とは言い出しづらいんでしょうけどね。
 しかしこれでとりあえず、保険屋とのやりとりにFAXを使ってもいいことがわかった。電話だけだどあとから言った言わないの水掛け論に発展するケースが多い一方、書面でやりとりすれば話の齟齬を回避できるし、朝っぱらからウダウダ30分以上無駄な電話につき合わされるストレスからも解放される。何よりあのカンに障りまくる保険屋の声を聞かなくて済むのがうれしいね。
 一応、念には念を入れて「FAXで書面のやりとりしても問題無いという内容の書面をFAXで送ってください」と、少しだけイヤミ成分を交えて依頼。
 電話を切った後、すぐに送られてきました。
 とりあえずそのような感じでごわす。