機関。

 近所のファミレスで、保険屋と直接顔を合わせてのミーティングが催されました。
 想定されるQ&Aのすべてを頭にたたき込み、保険屋がやらかした「アンタそれ言っちゃアウトでしょ」な発言に関する物的証拠をてんこ盛りで持参し、なおかつやりとりのすべてをICレコーダーにて記録することを事前に承諾してもらってたこともありまして、お互いにとても気持ちよく話し合いを進めることができたと思います、はい。
 ミーティングの結果、もうしばらく治療を継続すること、病院への支払いを滞らせないこと(保険屋がね)、今後のやりとりは電話ではなくすべて書面でおこなうことに同意してもらいました。
 しかし最後の最後で保険屋が「賠償等のお話しを進めていく上で、場合によってはワタナベさんの対応を『第三者の機関』に委ねることもありますので……」などと言ってきた。第三者の機関とはどのようなものか質問すると「弁護士ですね」だって。絵に描いたようなドヤ顔で。
 たぶん脅しのつもりなんだろうけど、新しい判例作ってやんぜくらいのテンションで交渉に臨んでいる人間にとってはまるで意味をなさないというか、逆にテンションあがっちゃうから完全な失言だよ、それ。というかはなっから相手側の弁護士出てくる事態なんて想定済だし。弁護士出てきてからが保険交渉の本番! G級昇格してからがモンハンの真骨頂! だってばよ!
 さらに言えば、第三者の機関とやらが介入してくるまではのんびりじっくり落ち着いて治療継続しても問題無い、とも解釈できるので、保険屋がベソかくのが早いか完治が早いかわかりませんが、とにかく通院ライフ頑張りまっす!
 以上です。

齟齬。

 事故相手の保険屋が主張する「社内のセキュリティー保全や情報漏洩防止の観点からFAXは使えません!」が事実か否か確かめるため、保険会社のサイトに設置されている問い合わせフォームから「御社では事故被害者との連絡にFAX使うの禁止って通達だしてるんすか?」的な質問を投げかけてみた。
 すると2日後に電話で回答が。
 内容を要約すると「原則的に禁止というわけではないが、あまり積極的に利用しないよう心がけている」とのこと。要約しない場合はこの2000倍くらい長い文章になる。恐ろしく歯切れが悪かった。使えるのか使えないのかを聞いてるのだから、余計なことを言わずバシッと短く答えてくれればいいのに。
 まあいまさら「使えます」とは言い出しづらいんでしょうけどね。
 しかしこれでとりあえず、保険屋とのやりとりにFAXを使ってもいいことがわかった。電話だけだどあとから言った言わないの水掛け論に発展するケースが多い一方、書面でやりとりすれば話の齟齬を回避できるし、朝っぱらからウダウダ30分以上無駄な電話につき合わされるストレスからも解放される。何よりあのカンに障りまくる保険屋の声を聞かなくて済むのがうれしいね。
 一応、念には念を入れて「FAXで書面のやりとりしても問題無いという内容の書面をFAXで送ってください」と、少しだけイヤミ成分を交えて依頼。
 電話を切った後、すぐに送られてきました。
 とりあえずそのような感じでごわす。

台湾。

 愛用のGPSサイコンEDGE705、いきなり故障!
 Macに接続したら「不明なフォーマットです」みたいなアラートが表示され、内部のフラッシュメモリーにアクセスできない。ファームウェア入れ替えようとWebUpdater起動したけど「デバイスが見つかりません」一辺倒。マスターリセットをかけてもダメ!
 ひー。
 調べてみたらこれは「メモリICの破損」に起因する現象とのことで、同じ症状を経験してる人が世界中にたくさんいた。よくあることらしい。だめじゃん。
 ただ内部のフラッシュメモリーがおかしな事になっているだけで、サイコンとしての機能には異常がないようだ。速度計も心拍数計もケイデンス計も高度計も地図も正常作動している。もちろんナビもしっかりこなしてくれる。
 普通に使う分には問題ないからこのままでもいいかなあと思ったけど、以前CATEYEのサイコン使ってたときみたいに走った距離をいちいちエクセルに記録するのはすげえ手間だし面倒だ。ということで修理を依頼することにしたのだが、僕のEDGE705はお金ケチって手に入れた海外版なので国内代理店では対応してもらえないらしい。製造元であるガーミンに直接依頼する必要あり、だ。
 ちなみに最寄りの営業所、台湾。
 長い道のりになりそうですな。
 エキサイト翻訳さんよろしくお願いします。