図書館で辛酸なめ子さんの『女子の国はいつも内戦』という本を借りたんだけど、寝る前に読もうと思ってパッとひらいた瞬間、昔つき合ってた女の子の家の匂いが立ちこめてきたマジ焦った。
どことなくキノコっぽいというかカビっぽいというか湿った土っぽいというか。
要するに日当たり悪そうな匂い。
実際、すげえ日当たり悪い物件に住んでる女の子だったなあ。
不思議なもので決して不快な匂いではないんだよなー。
懐かしさ補正もあってむしろ好ましい芳香。
なので積極的にくんかくんかしまくってたら、当時の楽しかった思い出や、素手で撲殺する寸前までイラついた記憶が鮮明によみがえってきてさらに焦った。
意外な形で失われた時を求めてしまった。
同時に借りたほかの本を開いて匂いを嗅いでみたんだけど、タバコ臭いだけだったり『おばあちゃんのぽたぽた焼』の匂いがしたりという感じで、元カノの家の匂いがする本は辛酸なめ子さんのだけ、というのがまたなんともなんですが、本の匂いかいでたら元カノとのセックスを思い出して勃起したから年甲斐もなくオナニーに耽ったところ喜ばしいくらい精子いっぱい出てよかったよかったという話です。
結果的にはこれ、辛酸なめ子さんで一発抜いたことになるのかな?
エクストリームぜよ。