ずいぶん昔(4〜5年前)に圧力鍋を入手したのだが、まだ一度も圧力鍋として使ったことがない。扱い方しくじると爆発すると知ってビビってる。まるでドラクエの『ばくだんいわ』だ。かなり怖い。
しかし日常的に使いこなしている人は皆そろって「こんな便利な道具ないわよ!」と言う。「手順を守って正しく使えば安全ですよ!」とも。
まあ僕もいい大人だし、圧力鍋にビビってることを知られては嫁の来手もなかろうて、ということで監修者の協力を得て人生初の圧力鍋カレーにチャレンジしたのが昨日のこと。
やっぱ怖いよ圧力鍋! 爆発こそしませんでしたが、鍋が奏でる音がヤバい。工場っぽい。安全弁から盛大にスチーム吹き出し始めてからのとろ火4分間が死ぬほど長く感じる。
加圧終了後フタを開けるために内部の水蒸気を完全に抜いてしまわないといけないんだけど、抜圧用の弁をひねった瞬間ジーニー出てくるじゃねえかっつーくらいの勢いでスチームが噴出してこれにもビビる。
だが、できあがったカレーを食って驚愕。
たった4分間の加圧なのに、通常鍋で2時間煮込んだくらいお肉が柔らかくなってる。とろっとろだ。野菜のほろほろ具合も申し分ない。すげえな。
こんなに早くカレー仕上がるとは思ってなくて、ご飯炊きあがるタイミングを調整し損ねたため、余った時間でトンカツこさえたよ。揚げたてカツをトッピングしたカレー(こくまろ辛口)。最高に贅沢。
圧力鍋、まだちょっと(どころかかなり)怖いけど確かに便利だ。使いこなして経験値を稼ぎつつ、じょじょに慣れていきたいと思う。