合法ドラッグでエラい目に遭ったことがあるという角田光代さんに親近感。わかる。「合法」って言葉につい油断しちゃうんですよね。
僕も昔、渋谷の露天商から購入した「合法だけどサイケデリックな体験ができる」というふれ込みの粉末で、精神の臨界点までぶっ飛んだことがあります。危うく救急車沙汰。あれはほんと、それまでに食ったありとあらゆる「非合法」の、数段上をいく破壊力だった。マジですごかった。「これのどこが合法じゃい!」とキレそうになるくらいすごかった。実際すぐに規制されてしまいましたが。
ぶっ飛んでいる最中、部屋の隅に体育座りをした女の子がいることに気がついて、僕が女の子をチラ見すると向こうも僕のことをチラ見してるのかしょっちゅう目が会うもんだから「これはもう確実に恋、始まってんなあ〜」とメチャメチャ多幸感に包まれた。でも4時間後くらいに突然「あぁ、あの子は幻覚なんだ」と悟ってしまい途方もなくガッカリしたのは金髪時代の良いメモリアル。
しかし幻覚にしとくにはもったいないくらい可愛い女の子だった。
なんとかこっちに連れてくることはできないだろうか?