注油。

 商店街を練り歩いていたら、完全育児仕様にカスタマイズしたママチャリのチェーンが外れてしまい、すげえ困ってる雰囲気醸しだしてるお姉さんがいた。大した手間でもないので「チェーンすか? 僕やりましょうか?」と声をかけ、ちゃちゃっと修正してあげたらものすごく感謝された。
 きっとあのお姉さん、僕のこと「いい人」って思ったに違いない。ククク・・・ああいう輩がいるから食いっぱぐれねえんだ。平日の昼間からコリラックマのTシャツ着て商店街プラプラしてるこの僕が「いい人」のわけねえじゃねえか・・・ククク・・・話にならねえ甘ったれ・・・祖師ヶ谷じゃそういうウスノロはいのいちに餌食・・・喰い物! 
 しかし購入後1度も注油してないことがありありとうかがえるチェーンでした。ディグリーザーで洗え、とはいわないえけどせめて定期的に油させばいいのにね。そのほうが絶対パーツ長持ちするし走りも軽いよ!

三島。

 《今私がいっぱしのスポーツマンのような顔をすれば、むかしの青白き文学青年時代の私を知っている友人たちは、ちょうど成金がむかしの貧乏を隠すのを見るのに似た、軽蔑的な笑いをもらすにちがいない。》という一文で始まる三島由紀夫氏の『実感的スポーツ論』を、もうかれこれ40〜50回は読み返している。
 あるあるネタ多すぎ。
 家のすぐ裏にあるボクシングジムと浅川サイクリングロード沿いにあるムエタイ道場のどちらに通うべきか真面目に悩んでいる今の自分と重なって仕方ないです。
 太陽と鉄の三島氏と違って、僕の場合は酸素と炭素繊維、ですけどね。
 それにしても身体鍛える→自信つく→格闘技やりたがるのは、三十路をすぎてスポーツに目覚めた運動音痴の定番コースなのであろうか。
 このままいくと僕も剣道で菊と刀の精神を獲得したあと憂国の士になってクーデター未遂で割腹自殺かもしれぬな。
 今日のところはまあそんな感じです。
 >> 三島由紀夫文学論集 I (Amazon)

衛星。

 去年末に故障のため本体丸ごと交換対応してもらったEdge 705ですけども、なんというか、どうも衛星のつかみが悪くなったような気がするんですよねー。
 交換以前のヤツは室内でも窓際に置いときゃバリバリに電波キャッチしてたのに、交換後のヤツは屋内窓際だとぜんぜん電波つかまない。
 さらには屋外でも電波つかむまでえらい時間かかる。
 困ったもんです。