結果。

 先週やった血液検査の結果が出た。尋常ではない健康っぷりだった。夏休み直前7月20日の小学生くらい元気だった。恥ずかしかった。懸念していた貧血関係の各種数値は、強いていうならまあたしかにちょっと貧血方面に触れているような気がしないでもないような雰囲気はたしかになくもないとは言い切れない……程度のものでした。
 僕の立ちくらみは今よりも気持ち濃い味付けの食事を心がけ、たっぷり水分を摂り、椅子から立ち上がるときはゆっくり動作を意識し、お風呂入ったあとは両足に冷水ぶっかけて血管を収縮させ、OLさんが足のむくみ防止のためにはく段階着圧のソックスとかも適度に活用すれば改善されますよ、だって。
 貧血以外の部分も、同年代の友人たちがことごとく討ち死にしている尿酸値もフツーの数値だし、鶏肉大好き大分県民として大量のから揚げを捕食してきた生涯ながら中性脂肪の値も超低い。小太りオヤジの不健康自慢ブログでよく見かけるγ-GTPとかいうヤツもまったく面白みに欠ける測定値でござんした。
 ただこんな検査の数値によって死の羽音を遠ざけられるかっつったらそんなことは微塵もなく、むしろ僕はあれだけ元気だった佐藤さん(石垣島で毎年顔を合わせてたおっさん)が癌で死んでしまったことを思い出し、改めて死の理不尽さに戦慄してるところです。ダイビングやって身体絞って酒嗜んでよく笑って齢50オーバーながらハードコアポルノでヌイて……とかやってても癌。不可避にも程がある。本気で長生きしたいなら健康に自信あるからといって油断せず、この歳から年イチで人間ドック通うくらいの用心深さが大切っすね。
 もっとも僕の場合はいまのところ癌でどうこういう前に交通事故で昇天する可能性大っすけどね。居眠り運転のトラックに巻き込まれて轢死なだけにひき肉いっちょうあがり! みたいなことを書いておけば皆さんハンバーグ食べるときに僕のこと思い出すであろうよ。トッピングのとろけるチェダーチーズが轢死体の腹部からはみ出た脂肪のように見えてきて食欲失せやがればいいさ。

通院。

 右手小指のケガを縫合してもらった際、4日分の感染症防止薬と痛み止めを処方されたから、次は4日後に病院いけばいいんだなと解釈。で、4日後の今日。午後の診察受付開始時間と同時に病院いったらナースさんに「その規模のケガの場合、毎日通院しないとダメですよっ!」と叱られた。叱られながらすげえドキドキしてしまった。国保適用実質負担額290円でこのプレイは大変お値打ち。リーズナブルにツンデレナース堪能し放題。ナイス怪我の功名。やったね!
 しばらく通い詰めます。

計画。

 月末に、柏崎出身の友人が帰省するのに合わせて僕もちょっと新潟までひとっ走りしちゃおうかな的算段をつけている。うっかりケガしてしまったので多少雲行き怪しいけれど、大量にタンパク質とビタミンCを摂取しまくってるから月末までには治るとみているし、今年のツールにレース中の事故で33針縫ったけどシャンゼリゼまで完走した選手いたし、たぶん大丈夫。
 ルートなんだけど、往路は一昨年に青海川いったときのコースをそのままトレースするつもり。一昨年は一泊二日かけて走ったけども、いまなら16時間くらいでいけると見ている。パンク2回食らってもそれくらいでいける。余裕。道も知ってるしね。
 復路は新幹線輪行でラクをするか、もしくは天気よければ柏崎から直江津いって、国道18号線で妙高越えて長野→小諸あたりで1泊。翌日、武州街道で秩父に出て、秩父から成木街道とか小曽木街道とかを通りつつ青梅経由で多摩サイ→我が家、といった感じも冒険感あっていいなあとか、そのようなことをつらつら考えているさなかです。
 まあ正直なところ、普通に泣けてくるくらい縫合した指、痛いんですけどもね。