瑞典。

 相変わらず文芸タコ部屋に監禁されてる某コスギでありますが、担当のギャルと寝食を共にしているうちにすっかり打ち解け、ある種の友情らしきものが芽ばえつつある様子。
 先日、一時帰宅の許可が出てうちに帰ってきたときなんて、「この仕事終わったら担当さんと一緒に京都旅行いく約束したんだ♪」などとドヤ顔で僕に自慢するのだ。
 正直、それは本当の友情ではなく、締め切りの恐怖と不眠不休の過酷な労働環境が生存本能を刺激することによって生じるセルフマインドコントロールの産物、いわゆるストックホルム症候群なんじゃねえの? って気がしてならないけど、まあせっかくなので京都といわずストックホルムでもヘルシンキでも好きなとこ旅行してくりゃいいんじゃないっすかね。