東京地裁には日本国内の裁判所庁舎で唯一、入口に金属探知機とX線手荷物検査機が設置されております。弁護士さんいわく「オウム裁判きっかけに導入されたという説が濃厚」だそうです。フライデー事件以降、玄関口で自転車施錠してるだけでガードマンすっ飛んでくるくらい警備厳しくなった講談社みたいっすな。
で、例えば僕が刃渡り30センチのサバイバルナイフを携帯して裁判所内への侵入を試みた場合、当然ですけど入口の各種検査機に引っかかってガードマンに取り押さえられる……のですが、これまた弁護士さん情報によると「ナイフは没収されるけど、とりあえず裁判所には入れてもらえる」んだって。さらに用事が終わって裁判所から帰るときにはサバイバルナイフ、きちんと返してくれるそうですよ。
しょぼい刃渡りの十徳ナイフ所持してるだけで逮捕されるこんな世の中であるにもかかわらず、東京地裁はなんとも不思議な場所だなぁ〜って思いました。