新潟出身の友人が帰省するっつーことで、すっかり毎年恒例の行事ですけれども便乗して新潟までチャリ走を満喫した2012年10月10日。普通に東京から新潟までチャリ走するのはもはや楽勝すぎてエンタメ性低いため、今回は群馬県の渋川から暮坂峠(標高1,086m)を経て草津に至り、日本の国道最高点である渋峠(標高2,172m)を越えつつ飯山街道で日本海を目指すというちょっとキツめのルートを選択してみました。
そんなわけで渋峠。日本の国道最高地点です。自宅からここまで12時間14分。富士山5合目登ったときも感じたけど下界に比べて酸素薄いっすね。ぜえぜえはぁはぁと無秩序に呼吸してたらすぐにアタマ痛くなります。それからヒルクライムの途中、硫化水素が発生するから駐停車禁止になってる「殺生河原」を通過するときすげえ不安だった。呼吸止めてても『六一〇ハップ』の原液をさらに20倍濃縮したような臭気がダイレクトに鼻腔を刺激してくるのよ。思いっきり息吸ったらそのままノックダウンしてしまいそう。そもそも地名からして殺る気MAXだもんね。
しかし渋峠はヒルクライムよりダウンヒルのほうがツラい。峠の気温が3度しかなくて、下り始めた瞬間、上りでかいた汗が薄氷と化して全身にまとわりついてきます。ちょっとブレーキ緩めたらあっという間に60km/h突破するような勾配でスピードも寒さも急加速。ウインドブレーカーまったく役に立たちません。プロ選手がダウンヒルの防風防寒対策に新聞紙使う理由がよく分かりましたよ……。真冬用のグローブなかったら、最後まで下りきるのちょっと無理だったかも、ですな。
渋峠から日本海までは基本的に下りっぱなし……なんだけど、それでも途中で300mくらいのライトな峠があったり、あと新潟の平野部で海からの強烈な向かい風に見舞われたりして、海岸沿いの国道8号線に出たときにはもうかなりヘロヘロ状態。ここからゴールの柏崎まであと20km。とてもじゃないけど走りきれる気がしない。
まあ一応東京から日本海まで走ったっちゃー走ったわけだし、目的は達成しているのだから無理せずあとは輪行で……なんてことを考えながら信号待ちをしていたら、後ろから「これからどっかいくの?」とロードに乗ったおっさんに話しかけられ、なんやかんやでそのまま最後まで前を牽いてもらうという大ラッキーで当初の計画通り柏崎までオール自走達成。トータル18時間53分でした。ちなみに前を牽いてくれたおっさん、柏崎で自転車屋やってるそうなので帰りにちょっと顔出す予定です。
──夜は友人と合流し、居酒屋で日本海の幸を食べてビールで乾杯!
疲れすぎてて全然飲めなかったけどね。
まあなんかそんな感じです、はい。
月: 2012年10月
短毛。
ペットショップでうっかり目が合ってしまった16万円のブリティッシュショートヘアを我が家に招いたほうがいいんじゃないのかという話題で持ちきりの2012年10月9日。
名前は「ブリ」にするってもう決めてある。
しかし16万っすからね……。
あとペットショップ業界に金を落とすの腹立たしい、っつーのもある。
動物飼うときは愛護センターから引き取る方針でここまでやってきたからさー。
困るよねー。
一声。
ママチャリで歩道走行はまあ別にいいんすけども、歩行者どかすのにチリンチリンとベル鳴らしまくるのはちょっといただけないなあと思います。
ひとこと「後ろとおりまーす!」とか「すいませーん!」とかあればすべてがまるく収まるのにねー。
みんなも気をつけよう!
という啓蒙。