Winkの『愛が止まらない〜Turn It Into Love〜』って曲。
ユーロビートのカバーで、いまちょっと調べたら63万枚の大ヒット……ってことなんですけども、作詞家の収入は原稿買い取り3万円ぽっきり、と知って悲しみが止まらない2014年12月7日。
いくら買い取りとはいえ、3万円って……ねぇ……。
ただ印税取りっぱぐれで有名な『およげ!たいやきくん』とかもそうですけど、実際なかなか難しいんすよね、どういう形態の契約にするか、って判断は。
作詞買い取り1曲3万円として、アルバム全10曲で30万円。
バイトしなくてもとりあえずこれ1本で食っていける金額じゃないっすか。
これが印税契約だと、音楽不況が声高に叫ばれる昨今、アルバムまるっと作業したのに1000枚しか売れなくて、結果貰える金額ヒト桁万円でしたー、ってことになってしまうこともよくある話。
いまどき初週1万枚越えるアルバムとかそうそうないもん!
なのでほとんどの場合、買い取りにしてもらったほうがいいんだけども、1000回に1回くらいミラクル発生する可能性あるっつーのが悩ましいとこですよ。
ちなみに我が家でいうと、一獲千金を夢見て作詞仕事を印税契約したところ、半年後、いちまんえんに満たない金額が振り込まれて心象風景焼け野原、という事件がつい先日あったばかり。
20〜25万円くらい入金ある算段だっただけにこれは本当に痛かった……。
印税当て込んで豪遊した直後にこの通知きて白目剥いたのも、今となってはまあいい思い出。
うそ。
リアルタイムではらわた煮えくりかえってるよ。
でも納得して契約書にハンコ押しちゃったから文句いえないし、いわない。