こないだお嫁さんと一緒に渋谷駅でうろちょろしてたときの話なんですが、半畳くらいある巨大なトランク抱えて駅の階段下りようとしてるおねえさんがいたんですよね。
すげえ重いらしく、全身プルプルしちゃってて見るからに危なっかしい。
夕方の混雑している時間帯だし、もしこのおねえさんがうっかり階段途中でトランク落下させちゃったら……と懸念した僕は「大丈夫っすか? よかったら階段の下までトランク持ちますけど」って申し出たわけですよ。
するとおねえさんはこれこそ渡りに船だよオイみたいな感じで「ありがとうございます! よろしくお願いします!」と。
僕はおねえさんからトランクを受け取り、これがまた死体でも入ってるんじゃないかと思うくらい重かったけどまあなんとか階段下まで運んであげまして、殺伐とした雰囲気の渋谷駅にほっこり人情の花を咲かせたわけなんですが、一部始終を見ていたお嫁さんからは「下心が見え見えでいやらしい!」というありがたいお言葉をちょうだいしました。
これにめげず、今後も困っている人がいたら積極的に手を差し伸べるナイスガイでいたいと思います。