月が見ている。

ボーイズラブ的に《月が見ている》と《桜にさらわれそう》は夢オチレベルの禁じ手です。
《月が見ている》は、セックスシーンで受け側のキャラクターが「月が見ているから恥ずかしい」みたいなことを言う展開。
一方《桜にさらわれそう》は、はかない雰囲気の受けキャラが満開の桜にさらわれてしまうのではないかと、攻めキャラが不安になってしまう展開でございます。
これはグルメ誌における《隠れ家的》くらい頭使ってない安直な表現・展開として失笑されてしまうから、みんなもボーイズラブ書くときは気をつけよう!

キンキ。

金目鯛っすね。
猛烈に金目鯛の甘い煮付けでむせるほどご飯かき込みたい気分です。
伊豆にいくかっ!
──今日はこんな感じの本たちをセレクトでっす。
■ 矢沢永吉『アー・ユー・ハッピー?』
前作『成りあがり』は魂打ち震えるほどググッときたのに、今作はなんかちょっと違った。
成功までの道は千差万別多種多様ながら、成功してからってスクエニのRPGくらい一本道になっちゃうもんなんですかね。
うーん。
あ、いやでも初対面のショーケンに「そういうあんたもかっこいいね」といったエピソードはすんげえ面白かったです。
■ 松井優征『魔神探偵 脳噛ネウロ』
週刊少年ジャンプにて好評連載中のマンガ。
女子高生と魔界からやってきた探偵がコンビを組んで難事件を解決しまくる話。
心配になるくらい絵は下手だけど、すげえセンスいい作家さんっすね。
今後も注目です。