幽霊。

 ノルマンディー上陸作戦の決行日から65周年ですね。
 まさにそのころ、連合軍のパイロットが、謎の火球や金属製の飛行物体を目撃するという事件が相次ぎました。
 いわゆる『フー・ファイター』っすね。
 フー・ファイターの正体はナチの秘密兵器だとか宇宙人の乗り物──矢追淳一さん的にいうところのUFO──だとかセントエルモの火だとか、まあ諸説ありますけども、はっきりしたことはいまだにわかっていません。
 だけどこないだ、ちょろっと本読んでたら、《ノルマンディー上陸作戦に際して、ナチと連合軍合わせて1億錠を超える覚醒剤が支給された》という記述があり、ああなるほどなあと。
 幽霊の 正体見たり 覚醒剤。
 プライベートライアンも、あれ全員不眠不休のどんギマリで戦ってるわけっすね。
 上陸作戦時に限らず、日常的に服用しまくってたらしいですしね、当時の兵隊さん。
 そりゃ、謎の火球くらい見えてもおかしくないわ。
 なぜ連合軍の兵士ばかりがフー・ファイターを目撃するのか、というのは、連合軍の覚醒剤は質が悪いからなのか、もしくは意図的に混ぜ物してたからなのか。
 今日のところはそんな感じです。