送風。

 ローラー台、扇風機の有無で心拍数同じなのに1時間のアベレージ2km/h以上違ってくる。
 当たり前だけど扇風機あるほうが速いです。
 空冷のチカラ、あなどれない。
 パソコン内部、ファン周辺とかマメに掃除したほうがいいんだろうなあって思いました。
 あとそうだ今年もそろそろエアコンの清掃やっとかないと……。
 もしくは今年から自転車レースにスポンサー参戦してるシャープの、プラズマクラスター噴き出すエアコンに買い換えちゃうのも一計か。
 まあなんかそんな感じの雨ざあざあな七夕です。

右折。

 環八と城山通りの交差点で、原付に乗ったおっさんが威風堂々と右折レーンに進入し信号待ちしていた。二段階右折無視まであと60秒! って状況。真っ昼間からいい度胸。
 原付のおっさん、たぶん40歳前半。いい歳してなにやってんだか。人に迷惑をかけないように自爆で此の世からいなくなればいいのにね。などと考えていたら、反対車線側の歩道にいたマンション建設現場の作業員たちが、原付のおっさんに「二段階!」「警察!」「バイク降りろよ!」と怒声を浴びせはじめた。
 すげえジャスティスな人たちだ。
 原付のおっさんは建設作業員たちの怒鳴り声に気付いた様子だったけども余裕のガン無視。「はぁ? なにいっちゃってんの?」って感じでふてぶてしくハンドルにヒジをつき、貧乏揺すり決め込んで「ウザイヤツらに絡まれてイライラしてる俺」的な空気を醸し出しまくってる。頑として右折レーンから動こうとしない。
 すると建設現場で交通誘導係を担っているとおぼしきガードマン姿の女性も登場し、一緒になって「捕まりますよーっ! バイク降りてぇぇぇぇ!」と叫びはじめた。建設作業員たちも、さらに声を張り上げて警告を発する。でも原付のおっさん、完全シカト継続。
 そうこうしてるうちに信号が変わり、原付のおっさんは当たり前のようにサーッと右折。
 次の瞬間、道から白バイが景気よくサイレン鳴らしまくって飛び出してきた。
 原付のおっさん、あえなくお縄。
 僕からは白バイの姿まったく見えなかったし気配すら感じることができなかったけど、建設作業員のみなさんは白バイの存在に気がついていて、さらに白バイが二段階右折無視寸前の原付をロックオンしていることも知り、必死に警告してくれてたんっすよね……。
 原付のおっさん、違反切符を回避するチャンス、じゅうぶんすぎるほどあった。にもかかわらず、天から垂れてきた救済の糸を自ら断ち切ってしまった。自業自得中の自業自得。2年前とぼけた原付のせいで怪我をして現在裁判中の身としては非常にスカッした。正義が履行される瞬間を目撃し、今日はうまい酒が飲めそうだと思いました
 でも建設作業員のみなさんは、原付が白バイに追われる様子を見て、あからさまにガッカリしていた。サイレン鳴った瞬間、そろって「あぁ……」って肩を落としていた。原付のおっさんを救えなかったことを悔やんでいる様子でした。
 よくわからん価値観だ。

予行。

 今月11日に開催される本人尋問に向けて弁護士さんと打ち合わせしてきました。
 あらかじめ尋問の内容を教えられ、それにどう答えていくかの予行練習っすね。
 八百長感あるなあって思いました。
 もっとも、相手側の弁護士から尋問される内容に関しては現時点で知りようがないので、そこのところはガチでのやり合いになるんすけども。
 あのEXILEメンバー的いでたちの弁護士とガチ、ってことでいまもうすでに気が重くて息苦しいです。
 もともとリア充オーラ全開の体育会系(しかも弁護士!)とか、僕の超ニガテなタイプだもの。
 しかし僕にまったく非のない裁判でこの緊張、ドキドキ感っすからね。
 被告として法廷に引きずりだされ、衆人環視のもネチネチいじめられる様子を想像するとチンチン痺れるわ。
 絶対悪いことはしない。
 もしくは悪いことしても絶対バレないように気合い入れる。
 ──せっかくの機会なので、かねてからの疑問を弁護士さんにぶつけてみた。
 質問「事故を起こしたとき謝罪すると裁判で不利になりますか?」
 回答「自信の経験上、謝罪がマイナス方向に働いたことはありません。むしろ謝罪しなかったせいで慰謝料増額、というケースは多いです。実際、ワタナベさんの場合も、加害者からの謝罪がないことを理由に、裁判所基準の2割増しで慰謝料請求してますから。」
 予想通り「謝ったら負け」は単なる都市伝説、もしくは欧米に限ってのスタンダードでした。日本国内でうっかり交通事故やらかしたときは、過失の有無大小関係なく、また加害側、被害側にこだわらず、「ごめんなさい」のひとこと、忘れないようにしたいものですね。
 などとたまには役に立つ情報も書いておかないと!